あきらくんのこと。
よく ビビっとくる とか言うけれど、あきらくんとの出会いはまさにそう。
偶然行った飲み会。そこに来てて、つまんなそうに座ってました。あたしは、個室に入った瞬間に、彼を見つけてしまった。
ゆるい、栗色のはねた、とれかけのパーマ。ラルフのポロシャツ。ゆるいリーバイス。
男の子の割りに、白い肌で、細い、骨ばった引き締まった感じの。
たるそうに、メニューを見てた。
女の子は別れて座ることになって、あたしはあきらくんの近くに座りました。あきらくんの前。まゆが、あきらくんの隣。早々に、あきらーと呼び捨てする、まゆ。口数は少なめな、あきらくん。あたしは、緊張であんまり喋れなくて、とりあえずお酒を飲む。勢いをつけたかった。あきらくんは、お盆休みでたまたまこっちに帰省してて、もうすぐむこうに帰るんだ、と言った。そんな話をするのが、精一杯だった。
そのあと、みんなでカラオケへ。席はまた机をはさんだ向かい側。ちょっと遠い。そのうちに、女の子は席を替わってといわれて、またあきらくんの隣に。楽しくしていたら、他の部屋の男の子があたしたちの部屋を覗いたので、こっちの男の子たちが怒って、喧嘩、始まって。あきらくんは、またかーといって、苦笑い。あたしは喧嘩に驚いてしまって、あきらくんの袖を、掴んだ。
「ここにいたらいいよ。」と、言ってくれた。
みんなは喧嘩の仲裁に入って、ドア口でもめていた。あきらくんは、いつものことだから、といってあたしの隣にいた。その後、このことはりえちゃんは「仲裁にこなかった冷たい人」と言っていた。でも、本当は、そうじゃない。
落ち着いてまもなく、まゆが先に帰ることになり、乗っけてもらっていたからあたしも帰ることに。あきらくん、またね。と言って。あきらくんもまた、飲もうね、と笑って。社交辞令だなあって、わかっていたけど。帰りにりえちゃんに、あきらくんの番号を聞いてもらった。
次の日
昨日はありがとう、いつ帰るの?とだけ、メールを送った。
まもなくして、金曜に、帰るよ。とメールが来た。絵文字も入れてくれていた。
ドキドキして、震えが止まらなかった。ごはんにいかない?ってメールを作っては消して、作っては消して・・・。そして、よかったら、ごはん行かない?って、ようやく、30分くらいたって、送った。
返事が来るのが、怖いくらい。緊張していた。時間がすごく長く感じる。OKなのかな?ダメって言われちゃうかな?どうしよう・・・!
そして
メールの着信音がなった。
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07/08/15 18:22
Re:
今日の夜か、明日の15時以降なら空いてるよ(^^)
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あたしのこころが、強く、さらわれた瞬間だった。
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